この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
フ・リ・ン ~年下の男の子と~
第6章 雨からのエスケープ
トイレのドアから出たところで腕にしている時計をチラ見すると、あの電話から20分ほどになろうとしているのがわかる。

もうそろそろかなとやっぱり胸がときめいちゃうけれど角を曲がって自分の席を見てみると、わたしのところはちゃんと空いているんだけれどその両隣には人がしっかり座っていてなんかガッカリ。

もしかしたらここで出発前のお茶をしたかもしれないのにィって。

向かって右には年配の男の人で左には中年の女性の二人連れ。その3人の人はみんなビジネス・スーツを着ている。

もう、席を立たなければよかったと化粧室に入ったことを悔やみ、わたしをイジメてあんなおブス顔にさせた会社のオバサン達を恨んだ。

「ありがとうございましたぁ」と席を立つ時に声をかけていた店員さんを見つけてお礼を言い、またわたしの席に座って、コーヒーを飲みながらさりげなくロータリーをまだ来てないかなと見渡す。
/132ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ