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フ・リ・ン ~年下の男の子と~
第7章 満たされている時
終わりが近づいた夏の日の平日の海は他に人もいなくて静かだ。

東京で降っていた雨がウソのように澄んだ青い空の下、砂に敷いたビニールシートの上で二人肩を並べて横になる。

ちっちゃなクッションを枕にして柔らかな午前の日差しを浴びながら寄せては返す波の音を聞いていると、今まで身体の中に溜まっていた疲れだとかストレスとかがスーッと砂の中に溶けて流れていくようで、とても気持ちよくてウトウトとまどろんでいく。

ニーソックスをはいた足先から素肌の膝上の方へとスカートの中にそよぎこんでくる緩やかな海風もなんとも心地いい。

その心地いい風がTバックを穿いたお尻にまで来て、露わな素肌を撫でていくと、なんとなくエッチな気分も起こさせる。

その、どれもこれもがまるで小舟に揺られているよう。

穏やかな心は自然と隣でスーッ、スーッと寝息をたてている浩平クンに向かっていく。
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