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フ・リ・ン ~年下の男の子と~
第7章 満たされている時
それにしても年下男の子の寝ている横顔がかわいすぎる。

よく男の人より実は女のほうが性に貪欲なんて聞くけれど、本当にそうかもしれない。

わたし、この人と会っている時ってこんなことばっかり考えちゃっている。

そんな自分をまた薬指の指輪を親指でイジイジとさわって反省。

もう、旦那さんがちゃんとわたしのことを夜にかまってくれないからこんなになっちゃうのよって。

一人でそんなこんなしていたら、「ぅぅうん」と甘えるような唸りを鳴らして隣の浩平クンが身体を少し丸めながらこちらを向くように寝がえりをうった。

そのせいで二人の肩と肩が触れ合い、イジイジしていたわたしはハッとして少し身を硬くする。
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