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フ・リ・ン ~年下の男の子と~
第7章 満たされている時
しかし、パスタも品数が多いし、さすがランチ・バイキングが1,500円のお店だけあって、お値段もかなりよくてすぐにこれとは言えない。
そうすると、また浩平クンが「僕がおすすめを注文してもいい?」と言ってくれたので、そこからはお任せにして、やっと注文地獄から解放されて内心はホッ。
「水菜さんは、ウニとか大丈夫?」
「ええ、好きだけれど」
「そう、じゃあ、この海老とウニ・クリームのパスタでいいかな」
「うん」
わたしが頷くのを見てから浩平クンはウェイトレスさんを呼んだ。
「彼女には海老とウニ・クリームのパスタで、僕はナポリタンの大盛り」
ナポリタン、その言葉を聞いて心の中でガクッとこけていた。
(そんな普通ので良かったのね)と。
そうすると、また浩平クンが「僕がおすすめを注文してもいい?」と言ってくれたので、そこからはお任せにして、やっと注文地獄から解放されて内心はホッ。
「水菜さんは、ウニとか大丈夫?」
「ええ、好きだけれど」
「そう、じゃあ、この海老とウニ・クリームのパスタでいいかな」
「うん」
わたしが頷くのを見てから浩平クンはウェイトレスさんを呼んだ。
「彼女には海老とウニ・クリームのパスタで、僕はナポリタンの大盛り」
ナポリタン、その言葉を聞いて心の中でガクッとこけていた。
(そんな普通ので良かったのね)と。