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フ・リ・ン ~年下の男の子と~
第7章 満たされている時
一つ一つのブッチャケ話を身体の中から排出しては、笑い声でそれを何処かへと吹き飛ばしてスッキリ。

もう、楽しくて、楽しくて、楽しくて。

それにしても、お昼時に飲むアルコールがこんなに美味しくて効くなんて新発見。

わたし、いつも以上におしゃべりになっている。

それも浩平クンのかわいさに見とれながら・・・。

‘セレブ奥様ランチの会‘的なお店の雰囲気中で、わたしたち‘カップル‘だけが浮いているような異様さを放っているけれど全然気にしない。

いろんな方向からわたしたちのテーブルに投げかけられる、窺うようなチラ見の眼差しが最初の好奇なものから今はヤキモチに変わっている。

それは(あんなかわいい男の子がどうしてあんな普通の女と?)って感じ。
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