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フ・リ・ン ~年下の男の子と~
第8章 エッチなことをされる車の中
声を上げたことをヤバイと思ったのか、浩平クンは運転手さんの方に顔を向けて愛想笑いをニッとして見せたけれど、運転手さんはこちらのことには気づいてないようなふりをしている。
でも、相変わらずミラーの中の目がチラッ、チラッとこちらをうかがっているよう。
「痛いよぅ」
「滝岡君がそんなことするからでしょう」
「えっ、いやなの?」
「いやよ。決まってるでしょう」
「いいじゃない」
しつこく浩平クンがまた膝に指を這わせてくる。
「もう、だめよ」
そう言葉を強くしてその手をつかんだら、今度は案外簡単に引き離すことができた。
でも、相変わらずミラーの中の目がチラッ、チラッとこちらをうかがっているよう。
「痛いよぅ」
「滝岡君がそんなことするからでしょう」
「えっ、いやなの?」
「いやよ。決まってるでしょう」
「いいじゃない」
しつこく浩平クンがまた膝に指を這わせてくる。
「もう、だめよ」
そう言葉を強くしてその手をつかんだら、今度は案外簡単に引き離すことができた。