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遠回りしたけど
第6章 お買い物
いつも美波の部屋に泊まる時は
バスタオルも借りてるのに、
なんか今日は自分で持ってきてしまった・・・
「うん、ありがと
大輝はゆっくり食べてね」
そう言い残してバスルームに向かった。
美波のシャンプーで髪の毛を洗った。
湯船に浸かって、ぼーっとしようと思っても
やっぱり考えてしまうのは大輝のことばかり。
今までのこと、
今日、これからのこと。
やばい、このままでは逆上せてしまう。
湯船から上がると、バスルームから出た。
いつもはお風呂から上がったら
ブラジャーは着けないけど、今日はちゃんと着けた。
キャミソールをその上に着て、
Tシャツとパイル地のショートパンツを着た。
髪の毛を洗面所で乾かし終えると
ドキドキしながらリビングに向かった。
【第6章 END】