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遠回りしたけど
第7章 ちゃんと言って?



「お風呂ありがと・・・」


夕飯を食べ終わり、
リビングで寛いでいた大輝に声をかけた。


「お、おう」




どうしよう。

何を話したらいいんだろう・・・





ドキドキしたまま、リビングのドアの前から動けなかった。




「あ!食器!洗っちゃうね!?」

「あぁ、サンキュ」




多くない食器と使ったフライパンやお鍋などを洗い、
水切りカゴに全部置くと

「なお」

と呼ばれた。




「な、なにっ!?」

「終わったらジュース持ってきて」

「わ、わかった!」



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