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遠回りしたけど
第3章 突然の



カップ麺を啜りながら大輝の顔をチラッと見ると
大輝もわたしの方を見ていたみたいで、
バチッと目が合ってしまった。




大輝はすぐ目を逸らすと

「いるよ、彼女」

それだけ言って、麺を啜る。




「まじで!写メとかないの!?」

「ないけどー・・・」



また大輝と目が合う。

大輝!ちょっと!何を言うつもり・・・!?




「すげー・・・かわいいよ」

「ブッ!」

「姉ちゃん汚い!だから彼氏できないんだよ!」




噴き出すでしょ!

今のは誰でも噴き出すでしょ!




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