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遠回りしたけど
第3章 突然の
忍がテーブルの上にあるティッシュを何枚か出して
わたしに投げつけて来た。
「ちょっと!投げなくてもいいじゃん!」
「姉ちゃんが汚いことするからじゃん!」
「だからって投げなくてもいいでしょー!」
「そんな汚いもん触れるかよ!」
ぶーぶー言いながらそれを片付けると
大輝がクスクス笑いながら
「俺が手伝いますよ」
ってティッシュで一緒に拭いてくれた。
そこまで汚してないよ!とか思いながらも、
少しだけ大人になった大輝の笑顔が
すごくかっこよく見えてしまった・・・