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遠回りしたけど
第4章 お迎え?
次の日はバイトがあったから
HRが終わるとすぐに学校を出て、
一度家に帰って着替えてから
バイト先に向かった。
わたしのバイト先はファーストフード店で
平日の夜でも結構忙しくて、
ピークの時間が終わりホッと一息ついた時に
高校生の団体が入ってきた。
「あれ?なお?」
「涼太くん!?」
「ここでバイトしてんの?」
「そうなの、先生にはナイショにしてね」
たまに学校の先生が買いに来ていて
もうバレているから大丈夫だと思ったけど、
涼太くんと秘密を持ちたくて
そんなことを言ってしまっていた。