この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
甘いだけの嘘ならいらない
第7章 その温度さえあればきみを忘れることだってできたのに、


「はぁ、はっ…」

「……翔…」

「……理紗、そんな顔するな」


きっとさみしそうな顔だったんだと思う。


離れないといけない憂鬱感と、翔に抱かれた幸福感。


そのどちらも切り離すことはできなくて、あたしが翔と時間を過ごすたび、肌を重ねるたびに、続く。


あたしの涙を拭って、翔はいとおしげな声と、甘い吐息を漏らした。


「……もっと欲しい。他の誰かじゃなく、理紗がいい。理紗しかいらない」


/197ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ