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甘いだけの嘘ならいらない
第7章 その温度さえあればきみを忘れることだってできたのに、


30分前ということは、少なくとも英士くんは、あたしと翔が何度もキスするところを見ていたってこと。


あたしが英士くんじゃない男の人に抱きしめられて、笑ってキスする、その瞬間を。


それから英士くんは、何事もなかったように、笑顔で言葉を続ける。


「映画、楽しかった?」

「…うん」

「よかったね。ごはんは、何食べたの?」

「中華…」

「そっか。よかった、入れ違いにならなくて」

「……うん。迎えに来てくれて、ありがとう」


精一杯微笑んだつもりだったけど、うまく笑えてるのかわからない。


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