この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
甘いだけの嘘ならいらない
第8章 拒絶の先の融解


「理紗、話してよ全部。もう、嘘吐かないで」


英士くんは、あたしが嘘を吐いてたのを初めから知っていたのかもしれない。


知っていて、あたしから真実を打ち明けるのを、ずっと待ってたのかもしれない。


「……浮気、してるよね?」

「…っ、うん……」

「あの人、格好いい人だったね。誰なの?名前は?」

「……北条 翔、さん。会社の、部長なの」


あたしは視線を落としたまま、英士くんに問われることを正直に話す。


きっとそれしかできない。


いまあたしにできるのは、本当のことを話して、英士くんに謝ることだけ。


/197ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ