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甘いだけの嘘ならいらない
第8章 拒絶の先の融解
「赦してなんてあげないから」
「…っ」
「理紗をあいつになんかあげない。……理紗があいつのそばにいくなんて、絶対認めない」
隙がなくて有無を言わせない、見たことのない冷たくて綺麗な笑みが、あたしの瞳を奪った。
「英士くん……っ…」
濡れた秘唇を指で押し広げて、抜き取ったローターを床に放り投げると、指で容赦なく奥まで突き立てる。
ひくんとふるえる花芯に唾液を塗りつけて舌で押し、吸い上げられた。
「ひぅ…っ」
絶頂の目前で舌での愛撫を止め、指を強く押し上げる。
甘い痛みと快感を織り交ぜた感覚に、あたしは涙を溢れさせた。