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甘いだけの嘘ならいらない
第6章 騙されてあげる、それは君が好きだから
「いっ、ちゃ…う……っ、ぁあッ」
「可愛いな、理紗…熱くて、とろとろになってる」
「ふぁっ、い、いの……あっ…あ……」
「英士くんだけだと思ってたら、鳴海とも親しいんだ?」
「な、るみく……っ、は……そんな…」
「あいつの方はわからないだろ。妬かせるなよ」
「北条、部長……っ……もう……ゆるし…」
「理紗。もっと、欲しい。…足りないんだよ、全然…」
「んっ、あぁ、あ…っ」
息もうまくできないくらい、執拗に攻め立てられる身体は、快感を通り越して苦しいくらいで、溢れては頬を伝ってゆく涙の粒がぽたぽたと制服を濡らす。
1分が10分にもそれ以上にも感じられて、あたしはただひたすらに北条部長の気が済むまで、彼を受け入れていた。