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誘淫接続
第4章 切断
> 動かない貞操帯つけて一人妄想にでもふけっていたか?
この変態マゾが
いくら寂しいからって普通そんなことするか?
バイブでも買ってきてオナってるならまだしも
いや、マキは変態だから動かない方がかえって興奮するか?
次々投げつけられる言葉に、麻琴の身体は燃え上がった。
ほんの数分前まで冷静に母親と電話していたのに、こんな風にスイッチを切り替えるように、簡単に興奮の中へ駆け登ることなど初めての経験だった。
助走なしであっさり棒高跳びをクリアしたかのように。
一人で貞操帯をつけて、一向に燃え上がらない小さく淫らな火種に歯がゆい思いをさせられて、母からの電話でその火種にさえ水をかけられて、そしてまた『ご主人様』の言葉だけで蘇った焔に身をあぶられて――。
麻琴は、見慣れた部屋と全く同じ光景を持つ、この世とは全然違う異世界の片隅に迷いこんでしまったような気がした。
さっきまでうじうじとあれこれ考えていた何もかもが、あっさり吹き飛んだ。
意識がはっきりしているようで、もうろうとしている。
何もかもが曖昧になったようで、神経は鋭く過敏になっている。
> お願いです・・責めてください
麻琴は熱くなった指先で文字を打った。
> アプリを立ち上げろ
『ご主人様』の言葉を受け、麻琴はスマホの画面から貞操帯の遠隔操作アプリを探した。
が、見当たらない。
> ごめんなさい・・削除してしまいました
すぐにでも暴力的な振動でかき回されるのを待ちわびていた膣と尻穴は、麻琴に抗議するかのように中途半端なうずきを全身にまき散らす。
この変態マゾが
いくら寂しいからって普通そんなことするか?
バイブでも買ってきてオナってるならまだしも
いや、マキは変態だから動かない方がかえって興奮するか?
次々投げつけられる言葉に、麻琴の身体は燃え上がった。
ほんの数分前まで冷静に母親と電話していたのに、こんな風にスイッチを切り替えるように、簡単に興奮の中へ駆け登ることなど初めての経験だった。
助走なしであっさり棒高跳びをクリアしたかのように。
一人で貞操帯をつけて、一向に燃え上がらない小さく淫らな火種に歯がゆい思いをさせられて、母からの電話でその火種にさえ水をかけられて、そしてまた『ご主人様』の言葉だけで蘇った焔に身をあぶられて――。
麻琴は、見慣れた部屋と全く同じ光景を持つ、この世とは全然違う異世界の片隅に迷いこんでしまったような気がした。
さっきまでうじうじとあれこれ考えていた何もかもが、あっさり吹き飛んだ。
意識がはっきりしているようで、もうろうとしている。
何もかもが曖昧になったようで、神経は鋭く過敏になっている。
> お願いです・・責めてください
麻琴は熱くなった指先で文字を打った。
> アプリを立ち上げろ
『ご主人様』の言葉を受け、麻琴はスマホの画面から貞操帯の遠隔操作アプリを探した。
が、見当たらない。
> ごめんなさい・・削除してしまいました
すぐにでも暴力的な振動でかき回されるのを待ちわびていた膣と尻穴は、麻琴に抗議するかのように中途半端なうずきを全身にまき散らす。