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誘淫接続
第6章 強制接続
麻琴は力ない目で周りを見た。
――……人が……たくさんいる……
一。二。三。四。五。六。七。八。九。十。十一。十二。十三。十四。十五。十六。十七。十八。十九。二十。二十一。二十二。二十三。二十四。二十五。二十六。二十七。二十八。二十九。三十。三十一。三十二。三十三。三十四。三十五。三十六……。
麻琴の中で何かが弾けた。
――あ。
全身から力が抜け、その場にへたり込む。
時間が止まった。
――いく。
――こんなとこで。
――いっちゃう。
――ごめんなさい。
麻琴はへたり込んだまま全身をビクンッ、ビクンッ、と激しく痙攣させた。
力なく垂れ下がった両腕は、その振動でぐらぐら揺れている。
真っ白で何も見えない。
これは現実なのだろうか。
夢なのではないだろうか。
ネット上の虚構と同じで、麻琴自身が作り上げた妄想の中にいるのではないだろうか。
貞操帯の責め具は動きつづけ、絶頂したばかりの敏感な麻琴の身体をまだ追い立てている。
もう、どうしていいか分からない。
この理不尽な状況に身を任せ、流されるまま流されるしかない。
麻琴の周囲には、いつしか人だかりができていた。
――……人が……たくさんいる……
一。二。三。四。五。六。七。八。九。十。十一。十二。十三。十四。十五。十六。十七。十八。十九。二十。二十一。二十二。二十三。二十四。二十五。二十六。二十七。二十八。二十九。三十。三十一。三十二。三十三。三十四。三十五。三十六……。
麻琴の中で何かが弾けた。
――あ。
全身から力が抜け、その場にへたり込む。
時間が止まった。
――いく。
――こんなとこで。
――いっちゃう。
――ごめんなさい。
麻琴はへたり込んだまま全身をビクンッ、ビクンッ、と激しく痙攣させた。
力なく垂れ下がった両腕は、その振動でぐらぐら揺れている。
真っ白で何も見えない。
これは現実なのだろうか。
夢なのではないだろうか。
ネット上の虚構と同じで、麻琴自身が作り上げた妄想の中にいるのではないだろうか。
貞操帯の責め具は動きつづけ、絶頂したばかりの敏感な麻琴の身体をまだ追い立てている。
もう、どうしていいか分からない。
この理不尽な状況に身を任せ、流されるまま流されるしかない。
麻琴の周囲には、いつしか人だかりができていた。