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父と娘の近親相姦日記
第2章 一歩、前へ
娘はそのまま、なにもなかったようにリモコンを手に取り、テレビのボリュームを上げた。
そして数分の無言の時間が訪れる。
父にも娘にも、それはものすごく長い時間に思えた。
娘はその後何気なく父のほうに顔を向け、下から父の表情を観察してみたが、彼は一瞬娘のほうに視線をやっただけで、またテレビのほうに視線を戻した。
ホッとしたような、物足りないような、複雑な気持ちを抱えて、娘もまた顔を戻し、テレビのほうに意識を集中させるように努力した。
そして、母親が彼女たちのほうに向き直った頃には、ソファの上はいつもの風景に戻っていた。
そして数分の無言の時間が訪れる。
父にも娘にも、それはものすごく長い時間に思えた。
娘はその後何気なく父のほうに顔を向け、下から父の表情を観察してみたが、彼は一瞬娘のほうに視線をやっただけで、またテレビのほうに視線を戻した。
ホッとしたような、物足りないような、複雑な気持ちを抱えて、娘もまた顔を戻し、テレビのほうに意識を集中させるように努力した。
そして、母親が彼女たちのほうに向き直った頃には、ソファの上はいつもの風景に戻っていた。