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唇に媚薬
第8章 嫉妬姫

「……ねぇ、さっきの女の子、は?」


あぁ、結局聞いてしまった。
これだから私はダメなんだ。
でも気になって仕方ない。


「あぁ、先に帰らせた」

「……いつも一緒に帰ってるの?」

「まさか。毎日こんな早い時間に上がれねぇよ。
今日はあいつに合わせただけ」


…… “ あいつ ” って、なんか親しみある感じ。
チクリと胸が痛む。

てゆーか、10時になろうとしてるこの時間が早いって。
どんだけなの。


「……なんで、合わせたの?」


我ながらしつこいなと思うけど致し方ない。
もう軽く汗が滲むくらいドキドキしてる。
メールが終わったのか、葵が携帯をしまった。


「話があるから一緒に帰りたいとか言われて」

「………!」

「なんか、悩んでるっぽいんだけど。
仕事の話じゃねぇっつーし、でも切羽詰まった感じで」


……ま、待て待て。
全身の毛がよだつような感覚。

葵は淡々と普通に喋ってるけど
今、私の女のアンテナが物凄い勢いで反応しましたよ!

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