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唇に媚薬
第8章 嫉妬姫

し、
し、
心臓が……破裂!!


「こら、逃げるな」


咄嗟に引きそうになった体を戻される。


「ま、待って……」

「待たない」

「で、でもっ」

「蘭」

「………っ」


顎を持ち上げられて、固定されて
動きを封じられた唇に、噛みつく勢いで葵の唇が重なった。


「……ん、ん……!」


ビリビリと稲妻が落ちたような衝撃。
すぐに割られた口の中で、暴れまわる舌。
砕けそうになった腰をがっちり抱えられて、壁に押し付けられる。


「……んぁ…っ、ん……」


い、息できない!


「…い、や…っ、葵……!」

「………!」


隙間を作る為に、葵の胸を必死に叩くと
私の舌を吸ってから、やっと離れてくれた。


「……今、嫌っつった?」


片眉をピクッと揺らして、葵が私を睨む。


「お前が煽ったんだろうが」

「……そうだけど……でも…」

「でもなんだよ」

「こ、このままだと止められなくなっちゃいそうで……」

「止める気ねぇんだけど」


葵が私のコートのボタンに手をかけた。


「止める気はありません」

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