この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
唇に媚薬
第8章 嫉妬姫

「……おい」


全身にピキピキと怒りのマークを浮かべて、葵はしゃがみこんだ。


「な ん で こ ん な 時 間 に ガ キ が い る ん だ ? 」

「………」


一文字一文字を区切って、上から下まで舐めるように男の子を睨みつける。

って、そんな小さな子に啖呵を切らなくても!
大人げないんだから!


「あ、葵ってば、そんな怖い顔したら……」

「おねぇさん、泣いちゃってるよ?」

「………!」

「おにいさんが、泣かせたの? いっけないんだ~~!」

「~~~!!」


こら!!
子供!!
これ以上葵を刺激させないで!!

ってか、いつから見られてたの!?


「……あぁ、お前の言うとおり鳴かせてたんだよ」


葵は笑ってるけど、凄まじく恐ろしい。


「悲しい涙じゃねぇの。
ガキには理解不能だろうけどな」

「えぇ~ きちくぅ」

「うるせぇ! つーかそんな単語どこで覚えたんだ!」

/341ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ