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唇に媚薬
第10章 狂う程、夢中

「………!」


振り返った私のすぐ後ろに、いつの間にか葵が立っていた。
スーツのポケットに両手を入れて、私を見下ろしている。


「び、びっくりした……」

「………」

「どう、したの?」


一瞬いなくなったから、着替えてきたのかと思ってたのに
シャツの第三ボタンまで外した状態の、中途半端な格好。

……てゆーか、どうしてこうも色気が出るかな。
その骨ばっている鎖骨、なんかズルイんですけど。


「……お前さ」


無言だった葵が、静かに口を開いた。


「なんで気分転換したくなったわけ?」

「……えっ!?」

「二度もしつこく質問して悪ぃけど。
意味無いってことはねぇだろ?」


なぜかジリジリと詰め寄られて、キッチンのワークトップに追いやられる。
葵が更に体勢を前に屈めてくるから、こっちは仰け反るわけで。

い、威圧感ハンパないんですけど……

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