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唇に媚薬
第10章 狂う程、夢中

「想いが強いのは事実だし、否定できねぇけど」


持ち上げられた顔を、再び元に戻されて
葵の指が、私の唇を撫でる。

……その瞳の色が、更に濃さを増していた。

 
「SEXに関しては、主導権を渡さない。
……なぁ? 蘭」

「………!」

「金曜の夜、帰ってからベッドの上で
……充分知ったよな?」


ゾクリとする重低音。
目線の位置は私の方が高いのに、見下ろされているような錯覚に陥る。


「……あお、い……?」


……やば、い。
ね、ねぇ待って?

ジュクンって、中心が疼いて
全身が火傷したように火照りだした。


だって

この人、いつの間にか

……完全にサドのスイッチ入ってる。


「まぁ、お前は途中から飛んじまったから
覚えてないだろうけど」

「………っ」

「俺は優しいから、そのまま寝かせてやったけど」

「〜〜! きゃっ……」


腰に回っていた手が、スルッとニットの中に入ってきて
背骨に沿って這い上がってくる。


黒光りする葵の瞳が、真っ直ぐ私に向けられた。



「……あれだけじゃ、全然足りねぇんだよ」


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