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唇に媚薬
第11章 純真なカノジョ

……あーはいはい
そういうことですか~なるほどね~
最近の若い子は正直で気持ちがいいわぁ~~

血管がピキピキと切れるのを感じながらも、何とか偽のスマイルを保つ。

イケメンMDにお近付きのチャンスだったのに
代理のアラサー女が来て、さぞガッカリしたことでしょう。


「……はは、こりゃ納得だわ」


なおもブツブツ愚痴をこぼす彼女を見て、実感したよ姫宮さん。
あなたが店舗巡回を嫌がる理由、激しく同意……


と、その時


「コラ、何様なのあんたは」

「………!」

「しょ~もない事言うんじゃないの」


特徴のあるハスキーボイスが、バックヤードから飛んできて
顔を上げると……


「ごめんなさい、早坂さん。
この子、まだまだヒヨッコの新人チャンなんです」

「……あ……」

「私の教育不行き届き、どうかお許しくださいね」


艶のある黒の無造作なショートヘア
トレードマークである、大きな十字架のピアスを揺らして

銀座店の店長さんが、私にペコッと頭を下げた。

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