この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
唇に媚薬
第16章 唇に媚薬

「もう少し、余韻に浸りたかったのよ」

「余韻?」

「葵、甘い言葉いっぱい言ってくれて
素敵だっ…たんだも、の……///」


言ってる途中から声がドモってしまった。

覆いかぶさる葵が、いつの間にか全部脱いでいて

……無駄なものが一切無い極上の体。
美しい裸体に眩暈がして、直視できない。


「調子悪ぃんだよな、マジで」


視線を逸らした私の上で、葵が舌打ちをした。

邪魔なものは全て排除するように
ベッドの上にあった衣服が、乱暴に床へ投げ捨てられていく。


「お前も知ってる通り
俺は本来、擬態語や擬情語が当てはまらない人間なんだよ」

「……ぎ、ぎたい? ぎじょう?」

「ハラハラとか、おろおろとか、ビクビクとか
特に仕事中はそんな状態になったことがねぇ」

「………」

「ましてや、最近特に頻繁に感じる……
ウキウキ、ワクワク、ソワソワ」

「………!///」

「……何かがおかしい。 ありえねぇ」


/341ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ