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唇に媚薬
第16章 唇に媚薬

葵の吐息は、いつも私を興奮させる。

それに、今夜は
葵の愛で全身が包まれているようで

嬉しくて、もう胸がいっぱいで
葵に突き上げられる度に涙が溢れた。


「ん、んん……あ、ああ、…っ」

「…蘭……」

「ん、あ、んん、あ……」

「…あー…マジ気持ちいい」


葵の歪んだ表情を見て、中心がキュウッと縮まる。


「……ッ
ソレやめろ、もたねぇだろ」

「……あ、葵ぃ……///」

「……は…、締まる……」


半分飛んでる意識を、引き戻されるように
覆いかぶさった葵がキスをしてきた。

喉まで犯されそうな舌に、必死についていく。


「あ、んぁ…あ、はあ……ッ」

「……エロすぎ」

「……葵、もうだめ……!」

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