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唇に媚薬
第5章 攻防ゲーム

* * *


ポケットから出したハンカチで顔を覆われて
クローゼットの中から出した、フリースのパーカーを投げつけられた。

葵がバスルームに消えた後、急いでそれに着替えて
布団を頭までかぶり縮こまって寝ていると


「少し詰めて」

「………!」


男のシャワーは早い。
同じく着替えた葵がベッドの中に入ってきた。

……いい香りがする。
ドキドキしながら壁際に体を寄せると


「少しっつっただろ」

「………!///」

「……離れんなよ」


葵の引き締まった右腕に戻される。
向かい合う形で、私の体はすっぽりと包まれた。

……幼い頃、お泊りで何度も一緒に寝たけど
こんな風に抱きしめられるのは初めてだ。


「……葵……」


優しく髪を撫でてくれている。
胸に顔を埋めているこの状態では、葵がどんな顔をしてるか分からないけど

……どうしてかな。
なんだか、泣けてきちゃう。
葵の温もり伝わってきて、胸がきゅうっと狭くなる。

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