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唇に媚薬
第6章 求め合う身体

「…ん、んん……!」


再び、熱い舌が絡まった。
角度を変えて、吸われる度に意識が飛びそうになる。


「あ、や……っ」


葵の左手がパーカーを捲りながら這い上がってきて
胸の膨らみを包まれて、ビクッと体が跳ねた。


「準備いいな」


先端を指で摘まんで、下唇を舐めながら葵が笑う。


「ね、寝る時いつも付けないの!///」

「あっそ」


躊躇うことなく、首から一気にパーカーを脱がされた。
床に投げ捨てて、マジマジと見下ろしてくる。


「成長したじゃん」

「……いつの時代の話をしてるのよ」

「いや、マジで。 感動する」


……感動とか、普段なら絶対言わないのに
葵の言葉のひとつひとつに、私が感動してしまう。


「……! あ、ん……っ」


下がっていく葵に、膨らみを強く掴まれて
右胸の先端をカリッと噛まれた。

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