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唇に媚薬
第6章 求め合う身体
「欲しいなら、素直になれよ」
左腕が私の背中に回って
もうひとつの手が、お腹の下に滑りこんできた。
膨れ上がった蕾を擦られる。
「……あっ、ん、あ…っ」
「これだけじゃ満足できねぇだろ?」
「あ、や、やだぁ……っ」
ヌルヌルと蜜をすくって、塗りつけるように捏ねられる。
無意識に引こうとした腰を、すぐに引き戻された。
堪らず、向かい合う葵の首に両腕を回す。
「ね、ねぇ、も、だめ……」
「あー、また溢れてきたな」
「……っ、や、やぁ……」
「すげ、気持ち良さそ」
顔を下に下げた葵の舌が、胸の先端を舐め上げる。
上も下も、熱くて熱くて
もう、これ以上は我慢できない……っ
「葵、お願い……っ」
ダメなの。
指と舌だけじゃ満足度できない。
「……し、して……っ」