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第5章 確認

浩太side―――――



有希の夏休みが始まった。
仕事を早く切り上げて一緒にいる時間を増やそうかと企んでいたのだが....
受験生の有希にはそんな時間がなかった。


部活やら夏期講習やらなんだかんだで家を空けている。
........。
正直、寂しいんだけど？


やっと有希が俺の傍に居るって誓ってくれたのにさ....居ないじゃん？
仕事で疲れて帰ってきたらさ....まず、有希の笑顔に会いたい。


これ、俺の我が儘なのか？


なんて、思い始めたある日。
晩御飯の時に有希にお願い事をされた。