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あたしの王子、俺だけの姫
第6章 年末
シーツを掴んでいた有希の手が俺の首に回された。
そっと有希の身体の中心に触れると、甘い蜜が溢れて可愛い声も漏れる。
蜜の溢れる場所へ指を埋め込む。ゆっくり出し入れすると水音が聞こえ、有希の腰が震え出す。
俺の首元に顔を埋め喘ぐ。その声が聞きたくて、指の動きが速くなる。
有希の気持ちが高ぶり、抱き締めている身体が叫び声と共に仰け反ると有希の身体がベッドに沈む。
「有希....気持ち良かった?」
有希は息を整えながら頷く。
「問い掛けても軽く頷くだけなんて....可愛い....」
肩で息をする有希にキスを。
そっと時間を確認して、窓の外へ視線を向ける。
「そろそろか....」