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あたしの王子、俺だけの姫
第6章 年末

有希の身体を拭いて、バスローブを羽織らせる。
自分も手早く済ませ、腰にバスタオルを巻き付けると有希を抱き上げてお姫様抱っこ。


何も言わず、俺の首もとに顔を埋めた有希。
その仕草が今からの行為を受け入れると言っているかのようだ。



そっと有希の身体をベッドに沈める。
組敷くように上から見つめる。


「コータ....大好き....」


その言葉が合図になって俺は有希の身体を堪能し始める。キスをして、両手は有希の柔らかい部分を包みこむ。


「有希....」


「コータ....」


唇を離して互いの名前を呼ぶ。
潤んだ有希の瞳が俺を煽る。濡れている唇が色っぽくて、噛みつくようにキスをする。
舌を絡ませれば有希も応えるからもっと....と欲が出る。

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