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あたしの王子、俺だけの姫
第9章 秘密


まさかの氷攻め。
コータのモノや指とは違う感覚。
何て言えばいい?


「有希....氷、動かすよ?」


何で動かすかと思えば、コータの指が2本入ってきた。コップの中の氷が掻き混ぜられて回転しているように....。
あたしの中で氷が動き回る。


「コータ....ヤァッ....コータがいいのっ....」


氷なんかで冷たくしないで....
泣きながらコータを呼ぶと、優しいキスをして指を抜いてくれた。


「有希、入るよ?」


氷で冷やされたあたしの中心にコータが何も身に纏わず押し入ってきた。


ズブリ―――――
コータを待ち望んでいたあたしの身体はコータの昂りを飲み込みもっと奥へと引き込んでいく。


「有希の中、冷たい....」


「....冷たくしたの、コータじゃん....」


コータがあたしの中にすべて収まるといつもと違う温度が笑みを引き出す。


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