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あたしの王子、俺だけの姫
第12章 日常

「コータ....避妊しないと、また赤ちゃん来ちゃうよ?」
あたしの言葉に、コータの肩がピクリと動いた。
「ヤキモチ妬いてて忘れてたでしょ?」
コータの頬を突いて問いかけると....
「やばっ....今度は慎2号に有希を取られる....」
あたしの顔を横に両肘をついて見下ろしてきた。
気になるのはやっぱりそこですか....。
「....でもさ、有希相手にアレつけたくない」
「それじゃあ、赤ちゃん受け入れてくれるの?」
『う~ん』と眉間に皺が入る。
そんなに悩むところ?
で、出した答えがコレ。
「当分....慎だけでいいよ?」
あら、やっぱり?
「じゃあ、避妊....」
「有希ィ....」
子供かっ!

