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あたしの王子、俺だけの姫
第12章 日常

あたしが起き上がっているときに、コータは慎ちゃんを抱き上げてあたしの腕に届けてくれた。
怖い夢でも見たのかな?
あたしの心臓の音を聴かせようと左胸に慎ちゃんの顔を近づけると....
『パクっ』
小さな唇が吸い付いてきた。
おしゃぶり感覚かな?遊んでるし。
抱き直すともっと食いついてきたからお腹も空いてきたかもね。
コータもあたしの後ろから抱き締めてきて、しんの頬を突いてる。
「今だけだからな、すぐに返せよ?」
まだ言ってるし....。
右側も飲んでもらわないと片側ばかり張って痛くなるから抱いている向きを変えると
「慎が飲むから有希の左が小さくなった....」
なぜコータがへこむの?
どうせまた作られるから張ってくるよ?コータの手は軽くなった左胸をタプタプしてる。

