この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
あたしの王子、俺だけの姫
第14章 聖夜
「有希........一緒に食べようか?」
抵抗など出来なくてコータが何をしようかわからない。
テーブルに置いてあるチョコにコータが手を伸ばす。
視界に入るも、あたしはただ見てるだけ。
口に運ばれると思って薄く開くと
「有希、そっちの口じゃないよ」
ニヤリと口角をあげてチョコをひと噛みしたコータは、またあたしの足の間に消えていく。
「え?」
本当に....あたしって、一歩遅い。
「はい、有希食べるよ~」
いつもコータと繋がる場所に柔らかい感触が........