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第4章 受理

有希が俺の頬を包む。


「コータの隣に居る。イヤだって言われるまで引っ付いててあげる。コータのお願い、受理します」


どちらからともなくあと少しの距離がなくなって、柔らかい唇が重なりあう。
離れてもまた重なり、角度も変えて何度も何度も。


「有希....」


「ンッ....コータ....」


有希の身に付けていたものを脱がして、柔らかい部分を口に含む。
甘い声が漏れ出してきたら、これでもかってくらい身体を繋げる。


「コータ....好きだよ....」


「俺は....愛してる....」





俺が勝手にヤキモチをやいて、結構強引に有希の中に入り込んだ。
どれだけぶつけても有希への思いは募るばかり。
笑顔で俺を包み込んでくれる有希にはきっと頭が上がらないんだろうな....なんて感じた夜だった。