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あたしの王子、俺だけの姫
第5章 確認



あたしが先に果てて、後を追うようにコータがあたしの中で弾け、果てる。
コータの身体の重みが感じられて幸せな気持ちになる。
そんな余韻に浸っているときに


『ブーブーブー!』
と、甘い雰囲気に似つかわないバイブ音が聞こえた。


「コータのスマホだよ....出れる?」


あたしの身体に被さったままのコータがベッド脇のテーブルへと手を伸ばす。


「ンッ....届かないな....有希....一緒に動いて」


腰を抱かれながら横にずれる。


「ンッ....ひャんッ........」


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