この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
翻弄の果てに
第6章 背徳
環を抱き寄せ、腕枕をした。

『環を今夜は逝かせない。』

『………』

『逝きたい?』

こくり、と頷く環。

『ダメ、逝かせない。』

『逝かせて……』

消え入るような小声で懇願してくる。可愛い…

『嫌だ。環の中に「奴」がいる。俺が環を変える。先ずは、一日も早く、身体を治してくれ。明後日の病院、ついていってあげるから。』

『そうね…治さなくちゃね。………どっちも…』



今夜、俺の大人気ない意地で、環と繋がることは無かった。

それでも俺は、環の愛を確信した。今夜は、それだけでよかった。


いつか、俺じゃなきゃ逝けない、俺じゃなきゃ出来ない躯に変える。絶対。


環の躯から「奴」を消してやる!


俺はそんなことを考えながら、深い眠気に襲われ、そして、堕ちた………




/420ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ