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翻弄の果てに
第6章 背徳
環が風呂から出てくるまでの1時間。
爆発寸前だった俺の息子もおとなしく、なりを潜めていた。
「俺のやり方で環を鳴かす」
いったい、どうやって…
被虐的行為で燃える環の躯……
俺の通り一辺のSMじゃ、奴には敵わない。
解りきっている。
『でも俺は、環を誰よりも愛している!』
負けそうな心を打ち消す様に叫んでいた。
何の策もないまま、1時間が過ぎ、桜色に染まった肌をパジャマで隠し、環が戻ってきた。
『ポカポカすると、肩のこりも解れるようね。』
事務仕事の環は、あまり歩き回ったり、体を動かすことがない。
ほぼ同じ姿勢で、ノートやパソコンと向き合っている。
『揉んであげるよ。おいで。』
爆発寸前だった俺の息子もおとなしく、なりを潜めていた。
「俺のやり方で環を鳴かす」
いったい、どうやって…
被虐的行為で燃える環の躯……
俺の通り一辺のSMじゃ、奴には敵わない。
解りきっている。
『でも俺は、環を誰よりも愛している!』
負けそうな心を打ち消す様に叫んでいた。
何の策もないまま、1時間が過ぎ、桜色に染まった肌をパジャマで隠し、環が戻ってきた。
『ポカポカすると、肩のこりも解れるようね。』
事務仕事の環は、あまり歩き回ったり、体を動かすことがない。
ほぼ同じ姿勢で、ノートやパソコンと向き合っている。
『揉んであげるよ。おいで。』