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翻弄の果てに
第8章 新天地 新しい生活
ゆっくりと目を開ける環。
充分に潤んだ目尻から、ひとすじの涙が零れた。
『辛いの……』
『どうして?』
『躯が熱いわ』
『どうして?』
『意地悪……』
『えっ?!俺?』
『………』
二つの豊かな膨らみの頂きは、疼き、きっと俺の指先を待っている。
そう。俺も、その頂きが目的。だから、すぐには行かない。ごめんね、環。
環の苦悶の表情が見たいんだ。
まっすぐ伸びた腕に微かに触れながら、環の側面を俺の指先は伝っていく……
『う、フゥ〜ン…アハァ…ンンッ、アッ、ア、アァ…』
ピクピクと腰が跳ねる。
腹がびくつく。
デコルテは深紅に染まり、環の躯は大波が押し寄せている状態なのだろう。
『まだ、これからだよ。喜んで。嬉しいだろ?』
充分に潤んだ目尻から、ひとすじの涙が零れた。
『辛いの……』
『どうして?』
『躯が熱いわ』
『どうして?』
『意地悪……』
『えっ?!俺?』
『………』
二つの豊かな膨らみの頂きは、疼き、きっと俺の指先を待っている。
そう。俺も、その頂きが目的。だから、すぐには行かない。ごめんね、環。
環の苦悶の表情が見たいんだ。
まっすぐ伸びた腕に微かに触れながら、環の側面を俺の指先は伝っていく……
『う、フゥ〜ン…アハァ…ンンッ、アッ、ア、アァ…』
ピクピクと腰が跳ねる。
腹がびくつく。
デコルテは深紅に染まり、環の躯は大波が押し寄せている状態なのだろう。
『まだ、これからだよ。喜んで。嬉しいだろ?』