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翻弄の果てに
第2章 間違った選択
仕事が休みの時は、SMサークルで腕を磨いた。
不動産屋を回り、部屋も探した。
俺は、休んでなんかいられない。
金を貯め、部屋を借り、腕を磨いて、環を迎えなければならないから。
俺には、盆も正月もない。
環から届く暑中見舞いと年賀状が、季節を教えてくれる、そんな感じ。
年が明け、俺は今年成人する。やっと世間が認める大人ってやつだ。
俺は20歳。姉、環は34歳。準備は出来た。
部屋も借りた。金も貯めた。そして、腕もあげた。
環!今行くぞ。待っててくれ!!
不動産屋を回り、部屋も探した。
俺は、休んでなんかいられない。
金を貯め、部屋を借り、腕を磨いて、環を迎えなければならないから。
俺には、盆も正月もない。
環から届く暑中見舞いと年賀状が、季節を教えてくれる、そんな感じ。
年が明け、俺は今年成人する。やっと世間が認める大人ってやつだ。
俺は20歳。姉、環は34歳。準備は出来た。
部屋も借りた。金も貯めた。そして、腕もあげた。
環!今行くぞ。待っててくれ!!