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翻弄の果てに
第9章 環と祥子
『もしもし、環。しょこちゃん連れて帰るから……うん、よろしく。ん?今?職場のそば。ああ、じゃ。』
『じゃあ、しょこちゃん、行こうか。』
『…は、い…』
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
『いらっしゃい(笑)』
『すいません…突然…』
『俺、風呂入ってくるから』
『うん、わかったぁ』
仲間内しか、俺達が姉弟であることは知らない。
だから、もちろん、祥子も、俺達は普通の歳の離れた彼かのだと思っている。
『あの、なんか…素敵なお二人ですよね…』
『まあ!そう見える?嬉しいわ。歳が離れ過ぎてるから、あんまりそんなふうに言われたことがないのよ(笑)悪い女、くらいに思われてるんじゃないかしらね(笑)』
『まさかぁ(笑)』
やっと、祥子が笑った。
『じゃあ、しょこちゃん、行こうか。』
『…は、い…』
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
『いらっしゃい(笑)』
『すいません…突然…』
『俺、風呂入ってくるから』
『うん、わかったぁ』
仲間内しか、俺達が姉弟であることは知らない。
だから、もちろん、祥子も、俺達は普通の歳の離れた彼かのだと思っている。
『あの、なんか…素敵なお二人ですよね…』
『まあ!そう見える?嬉しいわ。歳が離れ過ぎてるから、あんまりそんなふうに言われたことがないのよ(笑)悪い女、くらいに思われてるんじゃないかしらね(笑)』
『まさかぁ(笑)』
やっと、祥子が笑った。