この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
翻弄の果てに
第11章 純粋な気持ち
『ちょ、ちょっと待って…』

『何を待つんだよ!』

『祥子ちゃんが、なんでそんなこと…あー!待って!』

『いや!待てない!だいたい、馬鹿男呼ばわりして引っ張ったのは、登喜子さんじゃないか!』

『悠ちゃん…ひとつ教えてくれる?ホントのこと。』

『あ?ああ。』

『祥子ちゃんがどうとか言う前に、あんた、亡くなったあの人は吹っ切れたの?祥子ちゃんと重ねたり、代わりに思ってるところはないの?』


「無い!」と、即答したかった。しかし、重なる部分が、まるっきり無いとは言い切れないところもあるのだ。


『本心から、祥子は大切な女性だよ。苦しませた分の負い目が無いわけじゃない。でも、一番は、祥子が一番幸せになれることなんだ。だから、俺じゃない男が祥子を幸せに……』

『大馬鹿者!!』

登喜子さんは、真剣に怒りだした。



/420ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ