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翻弄の果てに
第12章 対決
祥子が俺を、今も愛し、待っていると信じ、行動に移した。
登喜子さんや仲間に協力を求め、まずは、祥子の今の環境をきちんと掌握する。
そして、どういう順で祥子を救い出すことが一番いいか探る。
頭の中では、段取りは出来たが、それぞれの家族がおかしなことにならないようにすることが、どんなに大変なことか、何度もくじけそうになった。
そんなとき、俺に風が吹いた。
祥子が、登喜子さんに連絡をとってきたというのだ。
『悠くん!祥子ちゃんからメールよっ。』
(メール)
登喜子さん、私、もうダメかもしれない……
夫の暴力は更に加速して……
子供が出来ないこと、わざと出来ないようにしてるんだろ!って。
私、怖くて…生理も止まってしまって……
お母さんに相談しても『我慢が足りない』って……
私…逃げたい
登喜子さんや仲間に協力を求め、まずは、祥子の今の環境をきちんと掌握する。
そして、どういう順で祥子を救い出すことが一番いいか探る。
頭の中では、段取りは出来たが、それぞれの家族がおかしなことにならないようにすることが、どんなに大変なことか、何度もくじけそうになった。
そんなとき、俺に風が吹いた。
祥子が、登喜子さんに連絡をとってきたというのだ。
『悠くん!祥子ちゃんからメールよっ。』
(メール)
登喜子さん、私、もうダメかもしれない……
夫の暴力は更に加速して……
子供が出来ないこと、わざと出来ないようにしてるんだろ!って。
私、怖くて…生理も止まってしまって……
お母さんに相談しても『我慢が足りない』って……
私…逃げたい