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翻弄の果てに
第12章 対決
そして、後日、母親と会い、娘を思う母と和解した。
父親と母親の子供を思う気持ちは同じ。しかし、やはり母とは偉大なのかもしれない。

かくして、俺は、今一度父親との対決の日を迎えた。


『自分は男ですから、父親の思い入れというものは、何となくですがわかります。しかし、娘が、失望の原因となったこの俺に、助けを求めてるんです!父親である前に、あなたも男なら、殴られてでも、彼女を助けたいと思う男の気持ち、わかるでしょう!』

一方的に、矢継ぎ早に言い放った。


『幸せに、今度こそ、泣かせないで幸せにする自信はあるか?』

『泣かせない自信ならあります!俺が幸せになる自信もあります!』


ボスッ! バタン!


一撃を喰らって、膝から崩れ落ちた。


『これからが大変だ。後はこちらに任せて、祥子を迎え入れる用意をしておけ!』


連絡が来るまで、俺はそこに足を踏み入れることが禁じられた。


数ヶ月後、協議離婚したとの連絡が入り、迎えに行くことなく、祥子は上京したのだった。



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