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翻弄の果てに
第14章 悪夢
『うなされていたわ…環、環、って。夢を見ていたの?』

『あ、うん…大丈夫だ、何でもない。』


男と駆け落ちした未来と、環の夢だったなんて言えるわけはない。

環も、あの男に夢中になった時は、親など目には入らなかったのだろうか……気にも止めなかったのだろうか……

それほど、盲目になってしまうものなのか……

人の親になることが、こんなにも大変で苦しいものだとは思いもしなかった。



『コーヒーをいれるわ。』

『うん、ありがとう。』


祥子も、コーヒーなんか飲む心境ではない筈。
何でもいいから、何かして落ち着かせたいのだ。俺も同じ気持ちだった。




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