この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
翻弄の果てに
第15章 女。未来(みく)
『未来。』


『…はい……』


後ろから抱きしめた未来の躯を反転させる。


『未来、目を閉じて。』


未来は怖いと思った。躯に力が入り、恐怖を覚えていた。
しかし、力は未来の初恋の人。初めては彼にと決めていた。口づけすら知らない未来だった。
緊張しないはずはないのだ。


『怖い?』


『少し……』


『未来の唇に、俺の唇を合わせるだけだよ。俺に躯を預けてごらん、大丈夫。』


力は、未来の肩に手を置き、そーっと顔を近づけた。

未来の閉じた目に力がこもる。
(大丈夫。力さんが優しくエスコートしてくれる。大丈夫よ……)

未来はほんの少し顎をあげた。
その瞬間。

フワッと柔らかい唇が、未来の唇を塞いだ。


(これがキスなんだ。躯の力が抜け、躯中が熱い…)




/420ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ