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翻弄の果てに
第15章 女。未来(みく)
浴衣の紐を解く。
「シュルシュル」という紐の擦れる音に、未来の鼓動は更に暴れる。
紐は浴衣から離れる。合わせは閉じたままだ。
『動くと、躯が露わになるよ。俺はどっちでも構わない。じきに全裸になるんだから。』
未来は硬直した。
得体の知れない、沸き上がる感覚と、覚えたばかりの快楽をひた隠し、硬直した。
『そうか、俺に剥いて欲しいんだね?じわりじわりと厭らしく剥き出しにされたいんだ。』
(違う!そんなことない!恥ずかしいだけ!暗くしてくれたら……お願い!見ないで!刺さるくらいの視線を感じるの……イヤ…あそこが…溢れてる………)
『じゃあ、剥くよ。』
両肩が露わになった。
未来はてっきり、胸が晒される!と思っていた。
『えっ?嘘ぉ…』
力の唇が肩に触れる。
ワナワナと小さく、躯の奥底から震えが沸き立ってくる……
乳房が露わになるより興奮する気がする。
(あっ!また出る!やめて、あたしの躯、そんなに反応しないでぇーっ!)
「シュルシュル」という紐の擦れる音に、未来の鼓動は更に暴れる。
紐は浴衣から離れる。合わせは閉じたままだ。
『動くと、躯が露わになるよ。俺はどっちでも構わない。じきに全裸になるんだから。』
未来は硬直した。
得体の知れない、沸き上がる感覚と、覚えたばかりの快楽をひた隠し、硬直した。
『そうか、俺に剥いて欲しいんだね?じわりじわりと厭らしく剥き出しにされたいんだ。』
(違う!そんなことない!恥ずかしいだけ!暗くしてくれたら……お願い!見ないで!刺さるくらいの視線を感じるの……イヤ…あそこが…溢れてる………)
『じゃあ、剥くよ。』
両肩が露わになった。
未来はてっきり、胸が晒される!と思っていた。
『えっ?嘘ぉ…』
力の唇が肩に触れる。
ワナワナと小さく、躯の奥底から震えが沸き立ってくる……
乳房が露わになるより興奮する気がする。
(あっ!また出る!やめて、あたしの躯、そんなに反応しないでぇーっ!)